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継承語の維持 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第16問 / 60

事例 言語と社会|区分2
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
日本で生まれ育った外国ルーツの子どもの保護者から「子どもが私たちの母語をほとんど話せなくなってきた。家庭の言語を残したいが、日本語の勉強の妨げにならないか」という相談があった。
助言として最も適切なものはどれか。
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正解: ② 家庭で母語を使い続けることは日本語の発達を妨げず、親子の対話やアイデンティティの支えにもなるため、継承語の維持には意識的な取り組みが必要だと伝える
親から受け継ぐ言語は継承語と呼ばれ、社会の主要言語(この場合は日本語)に囲まれた環境では、意識的に使う機会を作らなければ急速に失われることが知られています。母語・継承語の力は日本語の発達と対立せず、むしろ認知面・情緒面の土台になります。親子で深い話ができる言語が失われることの影響も大きいため、家庭内での使用継続や継承語教室・母語教室などの情報提供が適切な支援です。
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