プロセス・ライティング — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第42問 / 60
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
作文の授業が「学習者が書く→教師が赤を入れて返す」の繰り返しになっている。返却された作文を学習者はほとんど読み返さず、同じ誤りが毎回繰り返されている。
授業改善の方向として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 構想→下書き→フィードバック→推敲→清書という書く過程を重視し、まだ直せる途中の段階で内容へのコメントや書き直しの機会を組み込む
完成品への一括添削は、書き終えた学習者にとって「もう終わったこと」への駄目出しになりがちです。プロセス・ライティングでは書く行為を段階に分け、まだ直せる途中段階で内容・構成へのフィードバック(教師やピアから)を返し、推敲を実際に経験させます。誤りの扱いも、全部に赤を入れるより焦点を絞る方が学習につながるとされます。「書き上げる力は書き直しの中で育つ」という発想の転換がこの改善の核心です。