授業の振り返りの観点 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第44問 / 60
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
教育実習生が「準備した説明を全部話しきれたので、今日の授業は成功でした」と振り返った。一方、参観していた指導教員の記録では、45分の授業のうち学習者が日本語を話した時間は合計3分に満たなかった。
指導教員の助言として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ② 授業の成否は教師が話せたかどうかではなく、学習者が目標に到達したか・練習の機会が十分あったかで捉え直すよう促す
授業は「教師が教えたこと」ではなく「学習者が学んだこと・できるようになったこと」で評価するのが原則です。特に語学の授業では、教師の発話時間に対する学習者の発話・使用の機会が重要な観察指標になります。実習指導では、目標到達度・各活動の機能・学習者の反応という観点から授業を振り返る省察(リフレクション)の枠組みを与えることが、実習生の長期的な成長を支えます。